アメリカの空港での顔認証

アメリカの空港での顔認証

国家の安全を高め、ビザ要件が守られていることを確実にするための後押しとして、新しい顔認証システムがアメリカの空港に徐々に導入されています。

2021年までに新しい渡航者認証システム(Traveler Verification System、TVS)が国内にある20の国際空港すべてに導入される見込みで、アメリカへ渡航する際の手続きが変化することになる場合があります。

新しいシステムを導入する意図は、選ばれた空港に到着する旅行者全員を確実に新しい顔認証方法で確認・検査することです。これにはESTAでアメリカに渡航する外国籍の人も、旅行や休暇から帰国するアメリカ国籍の人も、両方含まれます。

渡航者のみなさんがこれらの新しい手続きに適切に備えることができるように、以下の記事ではTVSがどのように機能するかを説明し、入国審査を通過するための準備に関して追加情報をご紹介します。このガイドでは、アメリカのどこで導入され、現時点でどの航空会社がこのプログラムに参加しているのかも、詳しくご紹介します。

新しいTVS顔認証テクノロジーはどう機能するのか?

顔認証ツールは、テクノロジーの力を使って、それぞれの人の顔を区別します。これは、写真および映像を元にして、生体情報を使い、それぞれの顔を区別する固有な特徴をマッピングすることで行われます。

TVSの場合には、この情報がその後に国土安全保障省(DHS)の把握している顔のデータベースと照合され、該当する人を発見し、渡航者が自分の正体を偽っていないことを確認します。

TVSを使うアメリカの入国審査を通過する方法

TVSが使われている場所に渡航する場合でも、入国手続きに小さな手続きが1つ追加されるだけです。アメリカの国際空港に到着する、またはそこから出発するフライトの前に、搭乗ゲートで乗客の写真が撮影されることが関係してきます。

この最初の写真は、ESTAのオンライン申請で提出された渡航者の写真データやアメリカのビザ申請や渡航者のパスポート写真と比べて分析されます。TVSを使っている空港からアメリカを出国する人については、もう一度写真を撮られ、入国時の情報と一致するかどうかが確認されると共に、アメリカから出国するときのビザの有効性が追跡されます。

TVSを使って確認すること

TVSの顔認証ツールを導入することの主な目的は、アメリカ国境の安全性を改善し、テロリズムに対抗することです。しかし、アメリカ政府や税関・国境取締局(CBP)の職員も超過滞在になったビザを持つ渡航者を確認・取り締りするために使います。

これはかなり成功することがすでに証明されており、このシステムによって監視されていた15,000便のフライトからビザが超過滞在になっている渡航者が7,000人以上発見されています。アメリカ合衆国ビザの超過滞在に対する罰則は厳しく、罰金、渡航禁止、そして、刑事訴追や収監まで含まれます。そのため、渡航者はビザやESTAビザ免除制度の要件をどんな状況でも尊重しなければなりません。

TVS顔認証テクノロジーが導入されている場所

アメリカ政府の目標は、TVSをアメリカ全土にある20ヶ所の国際空港すべてに導入することです。これらの空港は、アメリカにある最大級かつ最も利用客の多い国際空港です。含まれる空港は、以下の通りです:

  • ワシントン・ダレス国際空港
  • マイアミ国際空港
  • サンフランシスコ国際空港
  • ロサンゼルス国際空港
  • アトランタ国際空港
  • シアトル・タコマ国際空港
  • ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル国際空港
  • サンノゼ国際空港
  • ボストン・ローガン国際空港
  • シカゴ・オヘア国際空港
  • ダラス・フォートワース国際空港
  • デトロイト・メトロ国際空港
  • フォートローダーデール国際空港
  • ウィリアム・P・ホビー国際空港
  • ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
  • ラスベガス・マッカラン国際空港
  • オーランド国際空港
  • ボルチモア・ワシントン国際空港

TVSを利用する航空会社

航空会社の多くが、すでにTVSに協力しています。つまり、これらの航空会社を利用する渡航者に対しては、アメリカの空港に到着する前やアメリカを出国する前に、写真撮影が行われ、詳細な生体情報が分析されます。該当する航空会社には、以下の航空会社が含まれます: 

  • ブリティッシュエアウェイズ
  • デルタ航空
  • ジェットブルー航空
  • アメリカン航空
  • ルフトハンザ航空

航空会社の乗客に対する精密検査がこれまでにないほど細かくなる中で、アメリカに入国する時に正しい手続きに従うことが大切になっています。つまり、空港に到着する時に、適切な文書を準備しておくようにしてください。

ビザ免除となる39カ国の人については、承認された有効なESTAと共に渡航することが必要になります。この電子渡航認証制度には、オンラインから簡単に申請することができ、承認結果は48時間以内にわかります

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