アメリカのベテランズ・デー:日程とイベント

アメリカのベテランズ・デー:日程とイベント

ベテランズ・デーは11月11日に定められたアメリカの祝日です。この日は、生きているか亡くなったかに関わらず、すべての退役軍人を称えるための日です。これは戦没者記念日や軍隊記念日とは違うイベントです。

この日は第一次世界大戦の休戦記念日と同じ日で、11月11日11時に休戦となった第一次世界大戦の休戦を祝う日でもあります。

他にもこの日に退役軍人を称える国があります。カナダにはリメンブランス・デーがありますし、イギリスでも11月の第2日曜日がリメンブランス・サンデーとなっています。

ベテランズ・デーの歴史

第一次世界大戦の休戦から1年後の1919年11月11日に、第一次世界大戦休戦記念日が祝われました。アメリカのウッドロウ・ウィルソン大統領は、戦争で戦った人々を称えるスピーチを行いました。

「米国にいる私たちにとって、休戦記念日への想いは、国のために死んでいった人々の勇敢さに対する厳かな誇りと、勝利への感謝に満ちたものです。その両方を感じるのは、その日に私たちが解放されたあの戦争があったからであり、また、その日があることで米国が平和と正義を支持する姿勢をこの国の両院で表明する機会が与えられたからでもあります。」

第一次世界大戦の終わりを祝うために、フランスとイギリスは「無名戦士」の墓をそれぞれ凱旋門とウェストミンスター寺院に作りました。

1921年には、アメリカもそれにならって、「known but to God(神のみぞ知る)」という名前で戦没者の亡骸を埋めました。ワシントンDCを眺める所にあるこの墓は、「無名戦士の墓」として知られるようになりました。

1926年のカルビン・クーリッジ大統領の時に、米国議会は11月11日に公式式典を行うという決議をしました。1938年には、その日が祝日になりました。

1945年には、アラバマ州バーミンガム出身の第二次世界大戦の退役軍人レイモンド・ウィークス氏(Raymond Weeks)の影響で、第一次世界大戦休戦記念日を、第一次世界大戦で亡くなった人だけでなく、生きているかどうかに関係なくすべての退役軍人を称える日へと拡大されました。

ドワイト・アイゼンハワー大統領は1954年にその法律に署名し、ベテランズ・デーが正式に現在の形式になりました。

ベテランズ・デーのセレモニー

アメリカの50の州では多くのパレードが行われますが、ニューヨークのベテランズ・デー・パレードが最も大きなパレードです。25,000人以上の人が参加していて、1919年から行われています。

パレードの1時間前には、マジソンスクエアパークでリースを飾るセレモニーが行われます。実際のパレードは、11時からマンハッタンで行われます。

アーリントン国立墓地にある無名戦士の墓でのセレモニーには感動的な場所があり、それぞれの軍種を代表した人たちが敬意を表します。

アメリカのほとんどの学校では、1週間にわたって退役軍人を称えるためのベテランズ・デーのイベントが行われます。

ベテランズ・デーに関する主な事実

  • 第二次世界大戦に参加した1600万人の米軍兵のうち、558,000人がまだ生存しています。
  • 最低でも1つの戦争に従軍した退役軍人は、1600万人以上います。
  • 退役軍人のうち、200万人は女性です。
  • ベトナム戦争に従軍した退役軍人は、700万人います。

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