刃物類を携帯してアメリカへ渡航する際の規制

アメリカで刃物を持って移動するときの規制

アメリカ発着の飛行機の機内にナイフやその他の凶器になりうる品を持ち込むことが合法的に許可されているかどうか、荷造りする際に疑問に思う人もいるかもしれせん。
例えば、アメリカでキャンプへ行って釣り糸を切ったり、食べ物を切ったり、荷物の開封をする時などにナイフがあると便利です。

世界のほとんどの国と同様に、アメリカ政府も、より安全な旅行を保障するために、空港でより厳しい手荷物検査や税関検査を実施しています。運輸保安庁(TSA)によって決められた、機内持ち込みが禁止されている物のリストがあるので、どのような品が持ち込みが可能か確認することができます。

ナイフ、刃物、鋭利な物の所持は違法ではありませんが、機内への持ち込みが禁止されています。つまり、これらを持ったままでアメリカへ向かう飛行機やアメリカの国内線に搭乗することはできませんが、預ける荷物(受託手荷物)に入れれば搭乗することができます。

手荷物でなく、受託手荷物に刃物類などの凶器になりうるもの入れておくことは、ビザやESTAを申請することや、空港にパスポートを持って行くことと同じように、すべての旅行者がスムースな渡航のために優先的に行うべきことです。

アメリカの飛行機でナイフの携帯は許可されているのか?

運輸保安庁(TSA)の規定に詳しくない旅行者にとっては、どのようなものが凶器になりうるものなのか判断するのは難しいでしょう。次のようなものは機内持ち込みが許可されているのでしょうか:

  • BBガン
  • ポケットナイフ・アーミーナイフ
  • カッター

TSAは、ナイフやその他の凶器になりうるものについては、かなり明快な姿勢をとっています。ポケットナイフやカッターを含め機内持ち込み荷物の中に刃物類を入れて搭乗することはできません

しかし、これらの凶器になりうるものも、受託手荷物の中に入れて持って行くことはできます。これはナイフに限らず、以下のリストにあるものが受託手荷物に入れて預けることができます。

  • 斧・手斧
  • 警棒
  • ブラックジャックやスラップジャック
  • 弓矢
  • ナックル
  • 火薬銃
  • バール
  • おもちゃの剣
  • ハンマー
  • キルパン
  • クボタン
  • マレット
  • 肉切り包丁
  • 釘打ち機

BBガンについては、受託手荷物でも禁止されている場合もあります。それぞれの地域自治体、州、各国政府、航空会社のガイドラインによって許可禁止されているかは様々なので事前に確認するようにしましょう。

先端が丸いバターナイフやプラスチックのナイフについては、持込手荷物の中に入れて機内に搭乗することができる場合もあります。

受託手荷物に入れるナイフを梱包する方法

渡航する前に、鋭利なものは、すべて安全に梱包しなければなりません。荷物を取り扱う人や検査する人がケガをしないように、キャップや保護カバーをつけるか安全に包んでください。ナイフやその他の鋭利なものを適切に梱包しないと、荷物検査で没収される場合があります。

鋭利なものを梱包する際には、刃物が安全な状態に固定されてしっかり梱包されているかTSA検査官が確認できるようにする必要があります。刃物類を梱包するには、いろいろな方法があります。金属や木でできた容器に入れることもできますし、包んでガムテープで留めることもできます。刃物類が入ったスーツケースにTSAロックをつけておけば、検査がさらにスムースに行われます。

ナイフやその他の鋭利な刃物がついたものは凶器になりうるものと判断されますが、申告が義務化されている訳ではありません。しかし、アメリカでナイフ類を持って入国するほとんどの渡航者が、保安検査による遅れを避けるために、自主申告しています。

アメリカへ渡航するためのESTA渡航認証を用意するように、パッキング荷物をしっかりと準備することが、空港の保安検査をスムーズに通過するためには最適な方法だということを覚えておきましょう。

アメリカの空港でナイフを携帯して保安検査所に行く場合

ポケットナイフなどの鋭利な刃物を持っていることを忘れ、セキュリティチェックを通過しようとしてしまう場合があるかもしれません。しかし、そのことで逮捕されることはありませんので心配する必要はありません。

ナイフや鋭利な刃物の機内への持ち込みは禁止されていますが、空港外での所持は合法であり、機内で禁止されているものの所持で罰金などの罪に問われることはありません。

万が一所持したままセキュリティチェックへ行ってしまった場合には、以下のような選択肢があります:

  • 保安検査から戻り、持ち込み禁止品を受託手荷物に入れて預ける
  • 見送りに来てくれた家族など飛行機に搭乗しない人に手渡す
  • 郵送する

上記のオプションが利用できない場合、一部のアイテムは没収される可能性があります。

空港で没収されたナイフはどうなるのか?

ナイフは、アメリカで最も没収される物品の1つです。保安検査に残されたすべての物品は、連邦政府の所有物になります。

禁止されているものは、その後破壊されるか、非営利団体や援助団体に寄付されます